2018年2月17日
平成30年2月17日(土)沖縄県南風原町当間340番地にある、公益財団法人メモリアル整備協会にて、「本当の遺品整理を知っていますか?」と題して、レリック琉球の神野が講演させて頂きました。
当日は、11名程の参加者様にお越しいただけましたが、沖縄県内ではまだまだ「生前整理・遺品整理・空家整理」という言葉の認知度も低く、キーワードを知っておられる方も、実際に家財整理業者がどのような整理作業を行うのかまでは分かっておらず、ゴミ屋さんと同じイメージを持たれている方が殆どであります。
本日の参加者様でも、キーワードを知っておられる方が、6名程で、サービス内容まで知っておられる方は0名でした。
昨年も群馬県・奈良県の廃棄物処理場で「多額の現金が発見された。」という報道がありましたが、経験の少ない家財整理業者が丁寧な仕分け・確認作業を行っておらず、誤って処分場へもっていってしまったものかと考えます。
本当の遺品整理とは、ご遺族様・個人様の想いに寄り添うことはもちろんですが、遺されたご遺品・家財から、一つでも多くのご遺品・想い出の品物をお届けさせて頂く事が、整理会社としての使命であります。
この使命は、整理させて頂くお部屋がどのような状況のお部屋であっても同じです。
仮にごみ屋敷状態のお部屋であっても同じです。
一つ一つ手に取り、貴重品や想い出の品物を捜索していきます。
沖縄県内でも、2013年から2015年の期間で、ゴミ屋敷状態となっているお家の調査を行ったところ、県内に102件のゴミ屋敷とみられる状態のお家があったとの事です。
また、この件数の内、約4割に当たる42件が65歳以上の高齢者の方で、家主の方が認知症の疑いも持っておられる方々だったとの事です。
沖縄県内で1番多かった市は、那覇市で45件(内21件の方が認知症の疑い)、次いで名護市で17件(内6件の方が認知症の疑い)というデータでありました。
都市部だけではなく、本島北部町村や小規模離島など県内全域で確認されている。
この様な状態となっている方々が、内閣府の調査によると、全国に約10800名おられるというデータも上がっており、実態は明らかとなっていない状況でもあります。
また、全国の先進自治体では、独自の条例を設定されている自治体もありますが、沖縄県内ではまだまだ動きは進んでいない状態です。
レリック琉球では、沖縄県居住支援協議会の支援団体としても登録させて頂いており、レリック琉球の母体である、愛知県のレリックの実績から、沖縄県内でどの様に取り組んでいけばよいのかを実例とともに連携を図っていっております。
各市町村の保護課や社会福祉協議会、介護施設等でセミナー活動を行っており、少しずつではありますが、家財整理とはゴミ処理業者とは全く違い、丁寧な整理作業とともに、必要なものと不要な物とを仕分け・整理する会社なんだという認知がされ始めてきました。
3月2日には、宜野湾市社会福祉協議会にて、職員の方はじめ、民生委員の方々向けにセミナーをさせて頂きます。
良い家財整理業者の見分け方、相談・見積り時にお客様が備えておくべき知識等々、様々あります。
安い・早いだけで決めてしまうと、失敗してしまうケースも多々あります。
レリックでは、相談・お見積り共に無料でございます。
どんな些細な事でも大丈夫ですので、お気軽にご相談ください。
全国各地にてセミナーを行っていきますが、行政の方・社会福祉協議会の方・介護施設等の方々で、セミナーを開催したいとお考えの場合は、レリックホームページの取材講演依頼ページよりお問合せ下さい。
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