8月8日(月)相続手続きなどを提供されている士業の方々を対象に、「相続に纏わる遺品整理・空家整理」と題してセミナーをさせて頂きました。

内容は、現在レリックでは名古屋を中心に中部・北陸・関西にて生前整理・遺品整理・空家整理・特殊清掃をさせて頂いており、月間50件程対応させて頂いている中で、これからの遺品整理を行う時期をしっかりと考えていかなければ、後にトラブルへと発展しかねないと感じさせていただく現場がありましたので、今後の対応・取り組みについてお話しさせて頂きました。
今回のセミナーでは、相続手続きを現在行われている行政書士・司法書士の方、行政書士免許を取得されて今後サービスを提供していかれる方々で、約15名ほど参加いただけました。
セミナー終了後には、名刺交換とともに士業の方々の新たなサービス提供の一つとして一人ずつお話をさせて頂きました。
後日、お礼のメールや今後の連携についてもご相談いただき、とても感謝しております。

レリックでは、生前整理・遺品整理・空家整理・特殊清掃のサービスを通して、消費者様はもちろんですが、関係企業様・家財整理業界に対して、より良いサービスを提供できるように、様々なところでセミナーを開催させて頂いております。
また、同じ資料は原則使うことはありません。
家財整理では、同じご依頼は二度となく、毎日新たなご縁により家財整理をさせて頂いている中で、セミナー資料についてもご依頼いただいた時点から新しく作成しております。
もちろん作成には時間がかかります。
どの様に構成すれば伝わりやすく想いを伝えれるのか?
いつになっても慣れるものではありません。
しかし、一つだけ毎回のセミナーでお伝えしていることがあります。
それは、「見守りを大切にして頂きたい事」です。
見守りは、年齢・業種など一切関係なく、全ての方が見守り対象となります。
社会問題にもなっている、孤独死・孤立死=「居宅死」ですが、高齢者の方ばかりが誰にも看取られることなくお亡くなりになられているのではありません。
若い方もお亡くなりになられてしまっております。
本当に社会から孤立してしまっている方でも、セミナーを通じて何とか自分の存在をアピールしていただければと思います。
「アピールとは、だれかと接してください!」ではなく、自宅のベランダなど、2日に1回でも、毎日でも外を眺めているだけでも十分アピールになります。
誰かが見ていてくれて、ベランダに姿が見えない日があれば心配してくれて、それが続けば確認に来てくれることと感じております。
現に、この内容をとあるセミナーでお話しさせて頂き、実践された高齢者の方がおり、近隣の方がベランダに姿がない事に心配され、発見されたことがありました。
この様に、多くの方に現実をお伝えし知っていただくだけでも、見守り強化につながっていきます。
時間はかかりますが、少人数に質問形式でセミナーをしていくことが、効果があると実感しております。
ご参加いただける方々に合わせた資料を毎回作成いたしますので、どの様な方からのセミナー依頼でもお受けしております。
介護施設・ケアマネージャー・終活イベント・家財整理業界・自治会様、お気軽にお問い合わせください。



平成28年7月22日(金)に、一般社団法人 家財整理相談窓口主催の住まいと地域包括ケアセミナーin福岡に参加して参りました。
講演内容は以下の通りです。
国土交通省 住宅局 安心居住推進課 課長補佐 横手昌幸氏より、「国の居住支援施策について」
厚生労働省 老健局 高齢者支援課 課長 佐藤守孝氏より、「高齢者住まいの施策について」
福岡市役所 住宅都市局住宅計画課 居住支援係長 岳本美保氏より、「福岡市居住支援協議会の取り組み」
(一社)家財整理相談窓口 監事 岩橋ひろし氏より、「家財整理の実態と居住支援協議会等との連携について」
この4名の方のご講演でした。


現在、国土交通省より、各市区町村毎に要住宅配慮者や高齢者の方々の支援のために「居住支援協議会」を立ち上げる様に指示が出ております。
福岡市においては、居住支援協議会の動きがとても活発で、対応事例も多くレリックが拠点を置いている愛知県東海市でも是非立ち上げていただくように、声掛けを行っていきたいものです。
また、名古屋市においても政令市であるために、国交省からも是非単独で立ち上げをお願いしたいと仰っておりました。
当社団では、家財整理業界の健全化と消費者の方々の家財整理に関係する相談窓口として、適正な広報を行っております。
消費者の方々へはもちろんですが、賃貸物件オーナー様・管理会社様に対しても、高齢者入居を拒むのではなく、迎え入れていただくための事前準備などの商品もご紹介しております。
現在は、セミナー同日に行われた理事会にて、4社が新規加盟承認がおりて、34社の家財整理業者が加盟しており、全国各地にて消費者様・業界健全化のために取り組んでいただいております。



出張最終日には、福岡県春日市社会福祉協議会様と情報交換をさせていただき、取り組み・想い・目標などを聞かせていただきました。
社団としても、レリックとしても、地域包括ケアの取り組み強化と今後の発展に対して、尽力して参ります。
毎年6月から10月過ぎ頃まで、レリックでは特殊清掃作業のご依頼が多くなります。
7月に入ってからも、既に数多くの相談・ご依頼があり、夏の恐ろしさを感じております。
本日の日本経済新聞には、6月の熱中症搬送者が3558人で半数が65歳以上と掲載されております。
総務省消防庁は7月16日の半月で、全国の熱中症による搬送者数が3558人である事を発表し、65歳以上の高齢者が48%を占めているとのこと。
その内、搬送先にてお亡くなりになられたのは3人。
前年同月比で、搬送者数は526人、死者は1人の増加となっています。
3週間以上の入院を要する方は70人の重症者。
短期の入院を要する中症者は1073人。
都道府県別では、沖縄が249人で最も多く、大阪の209人、東京の207人となっている。
お亡くなりになられた方の都道府県は、北海道・山形・岡山で各1名となっています。
レリックの様に、生前・遺品整理・特殊清掃の専門会社では、気温が上がるにつれて、問合せの電話の増加傾向にあります。
愛知県・名古屋のみではなく、全国的に多くなるという実績があります。
これには先に述べた熱中症によるものも多く、救急車にて、搬送されるケースは良いのですが、一人暮らしの高齢者の方は、救急車を呼ぶことも出来なくなり、居室内にて誰にも看取られることなく亡くなってしまう事が多いからです。
十分に水分を取らず、エアコンなどで室内の温度調節もしないままで過ごされる高齢者がとても多く、気付かない内に脱水症状となり熱中症と繋がってしまいます。
自己管理はもちろんですが、近隣の方もご近所に高齢者がお住まいであれば、少し気にかけて頂き、最悪のケースを未然に防ぐ取り組みをお願いしたいです。
この時期に、居室にてお亡くなりになられてしまうと、3日ほどで腐敗が始まってしまい、血液・体液が流れてしまい、害虫・悪臭も発生してしまいます。
勿論、腐敗が進んでしまうと、ご遺体の状況によっては、ご家族も最期のお顔も見れなくなってしまいます。
すなわち、最期のお別れがしっかり出来なくなってしまうのです。
我々レリックでは、この仕事を通して、業界から特殊清掃サービスを無くす為の取り組みに力を入れております。
セミナーや声かけ、家財の寄付から住環境を整えてもらうこと。
1つ1つの小さな取り組みを、地域全体へ伝播させて、更に全国へと伝播して行きたいと強く思っております。
地域の繋がりを改めて構築し、住みやすい街づくりに貢献できる様に尽力して行きます。
万が一、特殊清掃サービスが必要となってしまったご遺族様は、パニック状態となってしまい、適切な判断も出来ない状態となってしまいます。
清掃業者の中には、良い業者・悪い業者が存在しております。
特殊清掃を要するお部屋では、害虫・悪臭が発生しており、とても一般の方では長時間室内にいることは困難であります。
そこを狙い、現金・貴金属などを盗む業者も存在してしまっております。
大切な方の突然の死を告げられ、お葬儀・その他諸手続きで時間のない中と存じますが、大切な方の大切な想い出をなくしてしまわない様に、整理・清掃業者の選定には、作業費だけでなく、本当に任せて安心なのか?
作業内容をしっかり確認し、ご依頼して頂きたいです。
レリックでは、最期のお手伝いだからこそ、ご遺族様の想いをしっかり確認し、ご遺族様・近隣住民の方・管理会社など、全ての方に安心を届けさせていただきます。
遺品整理など事前の相談も受けさせて頂いております。
業者数もとても多くなっておりますので、見積りも1社ではなく、最低3社とって頂き、金額・内容共にご納得できる業者へのご依頼をお願いします。
中部地区・関西地区にて、対応させて頂いております。
ご相談・お問合せは、家財整理・特殊清掃専門のレリックへお願いします。
携帯からも通話無料のフリーダイヤル、0120-12-4488


本日の現場もスタートしております。
現場は名古屋市東区にあるマンションの為、共用部分の養生作業も欠かせません。
名古屋市東区は、78,188名と名古屋市内総数の3.4%の人口となります。
区の南部は、錦通・桜通を中心に、大企業の本社・支社などのビルが立ち並び、経済活動の拠点としての役割を担っており、さらに愛知芸術文化センターがあり、芸術文化の施設も充実しています。
北西部から中心部にかけてはおおむね閑静な住宅地となっており、北部は、大曽根地区の都市改造など都市計画事業による新しいまちづくりがすすめられています。
東部では、高層住宅が林立しています。
区内には尾張徳川家ゆかりの神社・仏閣も多く、徳川美術館や蓬左文庫には国宝、重要文化財など数々の名品が収蔵展示されています。
また、市の町並み保存地区に指定されている「白壁・主税・橦木」地区は、江戸時代の武家屋敷の面影と戦前の高級住宅地の雰囲気を残しており、都心の雑踏を忘れさせる情緒が香ります。
本日の遺品整理では、遺された想い出の品物を全て整理し撤去となります。
ご依頼者様へ貴重品・想い出の品物をお届けさせて頂くために、一つ一つ手に取り、仕分け・整理をしていきます
ご依頼者様がご不要になられた家財などは、リユースを心掛け、無駄のない遺品整理をさせて頂きます。

暑い1日になりますが、安全・丁寧に寄り添う整理をします。

名古屋市の人口・各区別比率
愛知県名古屋市は全体面積326.44?で、総人口は、平成28年1月現在推計、総数2,286,345人、男1,126,827人、女1,159,518人です。
総人口に対し1世帯当たり2.17人の人員となります。
世帯数は1,068,276世帯で、名古屋市内を16区に分けられております。。
人口総数に対して、65歳以上の高齢者は、(2016年1月調査)男性:238,563名で、女性:308,516名、合計547,079名と、全体人口の24%が65歳以上の高齢者となっております。
名古屋市は、千種区・東区・北区・西区・中村区・中区・昭和区・瑞穂区・熱田区・中川区・港区・南区・守山区・緑区・名東区・天白区の16の区に分けられておりますが、それぞれの区での人口数及び男女人口数は以下の通りです。

この統計から、名古屋市内において、緑区が一番多くの人口数となり、次いで中川区となっております。
また、熱田区が人口数でみると一番少ない区となっております。
死亡者数においては、28年1月度で全市合計2,014人となっており、中川区が197名と一番多く、東区が56名となっております。
弊社の実績としても、名古屋市中川区での遺品整理件数は多く、遺品整理に伴い特殊清掃も発生件数が多い、区となっております。(弊社実績)死因は様々ですが、死後発見までに日数が経過してしまい、腐敗された状況でお亡くなりになられていた「孤独死・孤立死」・自ら命を絶ってしまった自殺件数も多い状況となっております。
生前整理では、東区・南区・港区が多くのご依頼をいただいております。
これらの3区においては、弊社の見方ですと、他区より戸建てが多く、転入出数も少ないことから出ていると考えます。
レリックの地域社会貢献 愛知県 名古屋市(レリックの杜)
レリックでは、これまでに数多くの孤独死・自殺の現場を見てきました。
そのお部屋の状況からは、金銭面的に生活していくことが必死で、必要最低限の家財しかなく、お布団もペラペラの黄色く変色してしまっているお布団で寝ていたり、食事はコンビニ弁当やカップラーメンなどで、不摂生な生活が多く、この問題を「レリックとして何か力になれないか?」と、家財の寄付活動に取り組んでおります。

この取り組みでは、行政の方やNPO団体様など多くの方にご利用いただいております。
寄付品の内容は、生活消耗品から家具家電品などで、一般家庭にある家財道具であれば、レリックにて清掃・保管し、生活困窮者様などに寄付させていただいております。
レリックでは、生前・遺品整理を通して、まだまだ使える家財道具を、生活困窮者の方への支援で、社会貢献させていただいております。
処分すれば、たくさんの費用が掛かりますが、まだまだ使えるものをリユースすることで、整理依頼者様の費用削減と、生活困窮者の方への支援となります。
特殊清掃サービス 名古屋市
ご自宅で最期を迎えることは、悪いことではありませんが、1日でも早く見つけてあげることはとても重要であります。
ここには、地域コミュニティを構築しなおし、誰もが気に掛けることが大切です。
万が一、ご自宅でお亡くなりになられ、死後発見までに日数が経過し腐敗してしまったお部屋では、大量の血液・体液が流れ出てしまい、ウジ虫の発生とともにハエの大量発生となります。

ハエの発生とともに、死臭が充満してしまい、近隣住民の方からの苦情が出てしまいます。
室内の環境も様々なウイルスが発生し、無防備で入室することは大変危険な行為となります。
しっかりと防護服を着用し、除菌剤を噴霧しながら入室していきます。

空間の除菌を終えると、現場の状況により整理清掃作業に進みます。
汚れてしまった部分を先行して清掃し、安全に遺品整理ができる環境へとしていきます。


貴重品・想い出の品物
部分的な清掃後は、通常の遺品整理と同様に、貴重品・想い出の品物を見落とすことなく、一つ一つ手に取り仕訳整理していきます。
孤独死してしまった方のお部屋にも、貴重品・想い出の品物は必ずあります。
ご遺族様がいる場合は、全ての貴重品や想い出の品物をお渡しし、ご不要と判断されたものは、レリックの供養専用祭壇にて供養を執り行わせていただきます。
身寄りのない方であった場合でも、ご依頼者様は大家さんや行政の方など必ずお見えになりますので、その方へ必ずお渡しさせていただきます。

安心して任せれる遺品整理業者の見分け方
近年急増している遺品整理業者ですが、現在全国に大小含めて約7000社が存在します。
名古屋市内においても相当数の業者がいる中で、どのような業者を選んだほうが良いのか?
・ホームページ内に載っている情報が明確で、実際の写真が使われている業者
・誰が見積もりに来るのかが明確で、スタッフ写真やプロフィールが載っている業者
・料金体系が明確な業者
・見積もり担当者がしっかりと整理作業方法やご不要になられた品物の取り扱い方が説明できる業者。
・現地確認時に見積もりを即発行できる業者
・買い取り査定もしっかり行える業者
少なくとも上記の内容を見定めていただければと思います。
ほとんどのご依頼者様が、初めての経験であるかとおもいます。
見積もりもお時間ありましたら3社ほどとっていただき、皆様の思いに寄り添い、納得できる業者選びをお願いいたします。
レリックでは、愛知県を中心に、中部地区・北陸地区・関西地区をエリアとしており、その他の地域では、弊社と連携している、協力会社様の紹介をさせていただきます。


7月22日(金)13:00から16:00に、弊社レリックの神野が代表理事を務めさせていただいている、一般社団法人 家財整理相談窓口主催のセミナーが福岡県福岡市にて開催されます。
当日の内容は「住まいと地域包括ケア」と題して、高齢者入居の課題と対応策について、以下の方の講演を行います。
「国の居住支援施策について」
国土交通省住宅局 安心居住推進課 課長補佐 横手 昌幸氏
「高齢者住まいの施策について」
厚生労働省老健局 高齢者支援課 課長 佐藤 守孝氏
「福岡市居住支援協議会の取り組み」
福岡市住宅都市局住宅計画課 居住支援課長 岳本 美保氏
「家財整理の実態と居住支援協議会等との連携について」
一般社団法人 家財整理相談窓口 監事 岩橋 ひろし氏
会 場:福岡市民会館 小ホール
参加費:無料
席 数:300席
2025年に超高齢化社会を迎える現在、国の動きとして可能な限り住み慣れた地域で生活を継続することができるよう、住まいの確保を基盤とした医療・介護・生活支援・介護予防を包括的に提供する「地域包括ケアシステム」の構築を推進しています。
民間の賃貸住宅では、高齢者の入居を拒む賃貸人の方も多く、高齢者の入居を支援するために、国は、地方公共団体が中心になり、居住支援協議会を設置し、入居可能な住宅の情報提供を進めると同時に、家主様や管理会社様が安心して住宅を提供できる体制構築を進めております。
本セミナーでは、国土交通省からは居住支援協議会の役割と期待する仕組みについて説明、厚生労働省からは、増加している空家等を活用した福祉施設の在り方や、地域包括ケア体制を実現するための住まいについて説明します。
また、家財整理相談窓口からは、全国各地の居住支援協議会で採用された事例を中心に、家賃債務保証・死亡時の原状回復・家財片付け等の賃貸人の皆様のリスク軽減のための制度、孤立死を早期発見するための安否確認サービス等について、司法書士法人 名南経営からは、高齢者入居の財産管理・死後事務の現状と課題についてご案内をしてまいります。
家主様・管理会社様・地方公共団体・関係団体の方々などにとって参考にしていただける内容となっていますので、広くご参加くださいます様ご案内申し上げます。
5月24日(火)に、日報ビジネス主催の2016NEW環境展in東京ビックサイトにて、弊社代表の神野が「家財整理サービスから地域貢献へ繋げる重要性」と題して、記念セミナー講師を務めさせていただきました。

会場には、約130名ほどの方がお越しになられており、現在遺品整理を営まれている方やこれから遺品整理を始めようと考えられている方、その他さまざまな業種の方に参加いただきました。
セミナーの内容は、家財整理(生前・遺品・空家)において、大切な品物・想い出の品・ご遺品をご依頼者様にお届けするということは大前提で、ご不要になられた品物を、どの様にリサイクル・リユース・地域社会へ繋げるのか?なぜ繋げないといけないのか?ここを重点にお話ししました。
また、これから遺品整理を始めようとお考えの方々へは、事前にどの様な資材を準備しておかなければいけないのか?
誰の為に、何の為に家財整理をするのか?
お問合せから整理作業までのフローを細かくお伝えしました。


レリックでは、毎日様々な家財整理のご依頼を受けさせていただいている中で、特殊清掃というサービスも行っております。
このサービスは、死後発見までに日数が経過してしまい、ご遺体が腐敗していくとともに流れ出てしまう、血液・体液の清掃と死臭の除去をします。
これまで、多くの孤独死のお部屋の整理清掃をしていく中で、気付いた事がありました。
お家の中に、必要最低限の家具家電がなく、ペラペラの布団一枚が床に敷かれ、小さなテーブル・服は数枚置いてあるだけ…
食事はコンビニ弁当… それらのごみは部屋中に散乱している。
普段の家財整理でご依頼者様がご不要になられたものを何とか活用できないか?
真剣に考え、たどり着いた「生活消耗品・家具家電の寄付活動」レリックの杜です。

レリックでは、家財整理よりご依頼者様がご不要になられた品物の中より、まだまだ使える家具家電・未使用の生活消耗品を了承を頂き、倉庫にて保管しております。
生活保護受給者の方や路上生活者、NPO団体様などに無料で寄付させて頂いております。
そのまま処分すれば費用もかさみ、ご依頼者様の負担も増えてしまいますが、地域へ繋げることにより、ご依頼者様の負担も減り、お困りの方が喜んでくださることに重要性を感じております。
また、最終的に処分せざる負えないものでも、リサイクル中心の処分をすることにより、環境にもよい方法でサービスを行わせて頂いております。
セミナー後には多くの参加者様と名刺交換をさせて頂き、全国各地で地域へ繋げる家財整理を展開して頂きたいと、強く伝えさせていただきました。
レリックでは、全国の孤独死者数ゼロに向け、加盟している一般社団法人 家財整理相談窓口と同業他社様と連携し、志高く取り組んでまいります。
平成28年4月22日(金)に、レリックの神野が代表を務めさせていただいております、一般社団法人 家財整理相談窓口 主催で、【住まいと地域包括ケア】「高齢者入居の課題と対策について」と題し、セミナーを開催させて頂きました。

国土交通省 住宅局 安心居住推進課の和田課長、厚生労働省 老健局 高齢者支援課の佐藤課長にもお越し頂き、国の取組みと今後の方向性について、お話頂きました。
司法書士法人 名南経営 荻野代表からは、死後事務委任・高齢者入居の財産管理について、私は居住支援協議会との連携事例・管理会社様向けに家財整理業者についてを話させていただきました。
多くの方にご参加頂き、管理物件に対して、今後の対策に向けて参考にして頂ければと思います。

翌23日(土)は、国土交通省の和田課長にご多用の中、レリックにお越し頂き、取組みや会社内の視察に来ていただきました。
レリックでは、家財整理・清掃業を通して、「資源循環型社会の構築・地域社会福祉へ貢献させて頂きます」と掲げており、ご依頼者様の費用負担削減と、お困りの方へ寄付を通じてお役に立てればと考え、日々現場を行わせて頂いております。
和田課長より、「こういった取り組みから、一人でも多くの方が住み良い環境となることを、今後居住支援協議会を通じて構築していきます。」とお言葉を頂きました。

その後は、名古屋市内の包括支援センター様からのご紹介で、ベットを寄付させて頂くお客様のご自宅にご同行頂き、寄付をさせて頂いたお客様とケアマネージャーさんと直接お話いただく場を設けさせて頂きました。

約2日間、タイトなスケジュールでしたが、弊社としても、社団としても大きな成果を残すことが出来たと感じます。
今後も、業界の健全化・地域社会に繋げる家財整理サービス向上の為に、尽力して参ります。