特殊清掃のご相談が急増!!

今回は特殊清掃のご相談件数急増について記事を書かせていただきます。

特殊清掃とは、孤独死・自殺・他殺・その他に汚物の清掃など、一般的な洗剤等を使用しての清掃では対応しきれない状況のお部屋を清掃することを言います。

状況に応じて使用する薬剤を変更したり、清掃方法を変えたりします。

また、患部・空間の除菌や消臭作業も行っていきますが、例年春先の5月ごろから相談が入り始め、10月後半ごろまで孤独死・自殺等による特殊清掃の相談が増えてきます。

レリックでも、春先から相談が入り始めましたが、8月に入り急増して生きております。

件数でいうと、8月で12件の特殊清掃相談が入っています。
1日に数件の相談が入ることもあります。

いずれも、死後発見までに日数が経過してしまっている状態で、死臭・虫の発生による近隣住民からの通報により発見された案件となります。

令和7年に内閣府が発表した死後4か以上経過してしまった状態で発見された孤立死者数は、男女合わせて54,900人となっています。

そのうち、8日以上経過してしまっている件数は22,222人となります。

4日以上経過してしまった総数54,900人の内、男女比でみると、男性:426,990人・女性:12,193人となり、約8割の方が男性の孤立死ということが分かります。

※内閣府調査ホームページ参照【令和7年孤立死者数の推計について】

しかし、上記調査では、4日以上経過となっていますが、冬場であれば気温が低いために腐敗の進行度合いは遅くなりますが、猛暑日や酷暑日となると、2日経過時点で腐敗が始まってしまい、血液・体液が流れ始め死臭が発生してきます。

なので、死後0日から3日までの居室内死亡(孤立死)を含めると、一人暮らしの方が居室内で亡くなられたケースは77,000人ほどとなっています。

レリックへの相談事案としては、居室内死亡(孤立死)と自殺で亡くなられてしまったケースがほとんどですが、中には殺人・事件事故による特殊清掃相談も入ってきます。

自殺での事案は、孤立死による居室内死亡と違い、自死の方法によっては即時血液が流れ出てしまうケースもあります。

その場合、大量の血液が流れ出てしまうために、賃貸物件の場合で対象のお部屋が2回以上の場合だと、お亡くなりになられた場所にもよりますが、階下まで流れ込んでしまうケースもあります。

ともなると、特殊清掃の内容も大がかりとなり、床を剥がし、基礎をめくり、階下の壁等も一部解体しなければならない状態にもなってしまいます。

誰しも予想もしない孤立死・孤独死・自殺ですが、賃貸物件等の集合住宅では、近隣にどんな方が住まわれているのか?

男性?女性?一人暮らし?家族?年齢層は?

少なからず知っておくといいと思います。

更には、仕事に行っている方か?年金暮らしか?物音による生活リズムなどもある程度しっておくといいと思います。

私自身、一人暮らしで賃貸マンションに住んでいますが、上下左右にどんな方がどんな世帯として住まわれているかは把握しています。

少しの気遣い・気配りで、万が一の早期発見にもつながります。

それは、自分自身を守ることでもあるので、是非とも環境を見ていただけたらと思います。

居室内死亡をゼロにすることは不可能に近いですが、発見までの日数を短くする方法は、様々な見守りサービスやAI等の普及により可能としてきています。

ただし、最終的には室内にカメラをつけていない限り、なにかしらの変化によって人が発見することとなります。

だからこそ、日常の少しの変化に気づけれるように、この記事を読んでいただいたときから、近隣住民の環境などを知る行動をとっていただきたいと思います。

賃貸物件を経営されている大家様、管理会社様におかれましては、実績多数・即日対応も可能なレリックへ万が一の際にお声がけいただければと思います。

レリックでは、特殊清掃・遺品整理、その他家財整理とどのような状況のお部屋であっても、ご依頼者様の想いに寄り添い、丁寧な作業を行わせていただきます。

どのようなお悩み事でも構いませんので、お気軽にご相談ください。

記事執筆者:株式会社レリック 代表取締役 神野敏幸  
      一般社団法人 家財整理相談窓口 理事
      一般社団法人 相続ファシリテーター協会 西日本統括長
      一般社団法人 住まい生活支援協会 理事