2020年7月31日
レリックでは、沖縄県那覇市に拠点を置き、家財整理業(生前整理・遺品整理・空き家整理・特殊清掃)をメインに行わせて頂いております。
家財整理(生前整理・遺品整理・空き家整理)とは、お家の1部または全部をお片付けしていく作業で、中には、ごみ屋敷の様になってしまった方のお家を健全な環境に戻させて頂いたり、住まれていた方がお亡くなりになられた際の遺品整理を行うサービスとなります。
また、特殊清掃では、居室内でお亡くなりになられてしまい、死後日数の経過とともに腐敗してしまい、悪臭・害虫が発生した際の清掃・消臭・除菌を行うものとなります。
全国で感染拡大した新型コロナウイルスについては、横浜の大黒ふ頭に停船していたダイヤモンドプリンセス号の除染作業にレリックグループも携わらせて頂くことができ、正しい除菌方法のノウハウを頂いたことから、スタートしております。
多方面で、このノウハウを基に、新型コロナウイルス感染予防除菌研修会を開催させて頂いており、今回は、南城市教育委員会様からのご依頼で、新型コロナウイルス感染予防除菌研修会のご依頼を頂き、7月22日に南城市役所 会議室と、南城市立玉城中学校体育館の2部制で研修会を開催させて頂きました。
沖縄県那覇市から南東方面にある南城市は、神の島久高島、世界遺産である「斎場御嶽（せーふぁうたき）」をはじめ深い歴史を刻んだ多くの「グスク」、東御廻り（あがりうまーい）の文化遺産など貴重な歴史・文化史跡を持っている場所になります。
当日は、市職員の方や学校教職員の方々にご参加いただき、日々行える正しい感染予防除菌の方法をお伝えさせて頂きました。
これまでも、職員の方や教職員の方々は、感染予防として除菌を行ってきているとの事ですが、何が本当に正しい除菌のやり方なのか？
薬剤は何を使用したらよいのか？
見よう見まねで取り組んでいる状態でした。
レリックで行っている研修会では、ダイヤモンドプリンセス号で行った除菌方法（厚生労働省・WHO・CDCの3者の定めた方法）を基に、教育現場でも家庭でも行えるやり方を、除菌のポイントを含めてお伝えさせて頂いております。
過去、様々な学校・企業様にて研修会を開催させて頂いておりますが、教育現場で働かれている方々のほとんどが、除菌疲れしている状況です。
精神的にも体力的にも疲れてしまって、更に研修会を行うのか…という状態で研修会は開かれますが、レリックが行わせて頂く研修会は、ただ除菌の方法をお伝えするだけではなく、精神面のフォローも入れさせていただいており、参加者の方からの声としては、「気持ちの面で楽になった！」と、有難いお声を頂戴しております。
全国的に第2波が到来してしまっていますが、今後は経済を止めることも、教育現場を止めることも困難だと思います。
なので、正しい感染予防除菌作業をお伝えしていき、日々の取組がとても大切になってきます。
今回の研修会の模様は、沖縄県内の新聞社である、琉球新報様が記事として掲載してくださいました。
また、早速ですが、沖縄県内の中学校より感染予防研修会の開催希望問い合わせを頂きました。
以下、琉球新報さんの記事です。
↓ここから
【南城】南城市教育委員会（上原廣子教育長）は22日、市立玉城中学校体育館で新型コロナウイルス感染症の予防対策に向けた除菌指導研修を開いた。新型コロナウイルスの感染が広がったクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で消毒作業に当たったレリック琉球の神野（じんの）敏幸代表を招き、正しい消毒方法などの説明を受けた。
神野敏幸さん（左から2人目）の指導で正しい除菌方法を学ぶ参加者＝22日、南城市立玉城中学校体育館
研修は市内の小中学校養護教諭、教頭、幼稚園教諭ら約20人が参加した。神野さんが手袋を二重にして感染リスクを避ける方法や、正しいアルコール消毒液の使用方法、学習机、いすの正しい拭き方など、実技を交えて職員らに伝えた。
神野さんは「靴底にもウイルスは多く付着している。なるべく校内にウイルスを侵入させないためにも玄関前に消毒液をぬらした布などを設置して除菌できるようにしてほしい」と話した。
参加した知念中学校の養護教諭、寄川郁美さん（33）は「これまで厚労省の要項に沿って職員が個人個人手探り状態で除菌作業を行ってきた。今回の研修によって正しい除菌方法を学ぶことができた。ほかの職員にも伝えて統一したやり方で、効率よく除菌作業ができるようにしたい。保護者にも伝えたい」と語った。
同日午前中には市内の学童クラブの代表者ら30人が集まり、同様の研修を受けた。
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