
孤独死の現場で焦らないために!現場スタッフが語る孤独死発見後の注意点と初動の心得
孤独死の現場を発見した直後は、「触らない・入らない・自己判断しない」が原則であり、ご遺族が無理に片付けや消臭を行うことは、健康リスクと法的トラブルの両面で避けるべき行為です。
発見直後はショックのあまり、部屋を片付けたり窓を開けたりしたくなりますが、現場スタッフとしての結論は「何も触らず、安全を確保したうえで警察と専門業者に任せること」が最善の対応です。
【この記事のポイント】今日の要点3つ
- 孤独死発見後は、現場に入らず警察への通報と安全確保が最優先です。
- 清掃や遺品整理は、警察の検視と専門の特殊清掃が終わるまで手を付けないことが重要です。
- 自己流の換気や片付けは、健康被害・近隣トラブル・相続トラブルの原因になるため避ける必要があります。
この記事の結論(最初に押さえてほしいポイント)
- 孤独死発見後にご遺族がやるべきことは「通報と連絡」であり、「清掃や片付け」ではありません。
- 特殊清掃が完了するまでは、部屋に入らず、遺品や家具にも一切触れないことが大切です。
- 強い腐敗臭や体液の処理は、市販品では対応できず、プロの特殊清掃業者に任せるべき作業です。
- 窓を開ける・換気する行為は、臭気が広がり近隣トラブルの原因になるため避ける必要があります。
- こうした条件を踏まえると、「触らず専門対応」が孤独死現場で後悔しないための唯一の現実的な選択肢です。
孤独死発見後に絶対やってはいけない行動とは?
孤独死を発見したご遺族が「善意でやりがちだけれど、実はやってはいけない行動」はいくつも存在します。現場スタッフの立場から見ると、初動の一つひとつが、その後の衛生状態や費用、さらには近隣との関係に大きく影響します。
具体的に避けるべき行動は、次のようなものです。
- 室内に入り、遺品や家具を動かす・片付ける
- 腐敗臭が気になり、窓やドアを開けて換気する
- マスクや手袋なしで遺体に近づいたり、汚染箇所に触れる
- 市販の消臭スプレーや洗剤で自己流の清掃を始める
- 現場検証前に、通帳や現金などを探して持ち出す
警察の検視前に遺品や室内に手を付けてしまうと、証拠隠滅と誤解されるおそれがあるほか、相続放棄を検討する場合に「遺産を処分した」とみなされるリスクも生じます。さらに、腐敗による体液や血液には病原菌が含まれている可能性があり、防護具なしで触れることは感染症リスクが高く、私たちプロの現場でも厳重な防護を徹底しています。
孤独死発見後にご遺族が取るべき正しい初動対応
「孤独死発見後」にご遺族が行うべき行動は、整理や掃除ではなく、手順を守った連絡と情報整理です。現場スタッフの視点から、最も大事なのは「やるべきこと」と「やらないほうがよいこと」を明確に分けることだと感じています。
1. まず警察と消防に通報する
孤独死が疑われる場合、最初にやるべきことは警察への通報であり、明らかに亡くなっている状態でも自己判断で手を触れてはいけません。警察は、事件性の有無を判断するために現場検証と検視を行い、その結果が出て初めて、室内への立ち入りや遺品への接触が認められます。
通報の流れは、概ね以下の通りです。
- 110番または119番に連絡し、状況を簡潔に伝える
- 指示があるまで玄関の外など安全な場所で待機する
- 警察・救急が到着したら、発見状況やこれまでの連絡状況を説明する
この段階で重要なのは、「現場にはできるだけ入らない」「遺品や室内のものを動かさない」という2点です。
2. 親族・関係者・管理会社への連絡
警察による対応と並行して、親族や相続人にあたる方への早めの連絡が、後々の葬儀費用や遺品整理の方針決定に役立ちます。賃貸物件の場合には、管理会社や大家への報告も必要となるケースが多く、現場の状況と今後の清掃・原状回復の見通しを専門業者とともに共有することが望ましいです。
ご遺族が遠方にお住まいの場合、鍵の受け渡しや立ち会い日程の調整についても早めに話し合っておくと、特殊清掃と遺品整理のスケジュールをスムーズに組むことができます。
3. 特殊清掃業者への相談と見積り依頼
警察から「現場引き渡し」の許可が出た段階で、特殊清掃業者に相談し、現場の状況に応じた見積りと作業計画を立てることが基本の流れです。孤独死の場合、発見までの期間が長いほど腐敗が進み、床材や壁材の深部まで汚染が広がっていることが多いため、一般家庭向けの清掃では対応が困難です。
当社では、汚染物の除去・消毒・消臭といった特殊清掃に加え、原状回復工事の必要性や費用感についても具体的にアドバイスしております。現場スタッフとしては、「一度の作業で臭いや汚染を根本から取り除く」ことを目標に、状況に応じた薬剤や工法を選択して対応しています。
孤独死の現場でご遺族が守るべき衛生面・法律面の注意点
孤独死の現場では「心情的には近づきたいが、あえて距離を取ること」が、結果としてご遺族を守ることにつながります。最も大事なのは、衛生面のリスクと、知らないうちに踏み込んでしまいがちな法的なリスクの両方を知っておくことです。
1. 感染症・健康被害のリスク
孤独死の現場では、腐敗によって発生した体液や血液、害虫、カビなどが見えない場所まで広がっており、素手や簡易マスクだけで入室するのは大変危険です。プロの特殊清掃では、N95規格以上のマスクや防護服、ゴーグルなどの個人防護具を着用し、陰圧機で空気の流れを管理しながら作業を進めるのが一般的です。
市販の消臭剤や家庭用洗剤では、臭いの元となる有機物や病原菌を完全に除去することは難しく、かえって臭いを広げてしまうケースもあります。現実的な判断としては、「外見上きれいに見えても、安全かどうかは別問題」という認識を持ち、専門業者の判断を待つことが重要です。
2. 法的トラブルと相続上の注意点
警察の検視前に室内を片付けたり、遺品を持ち出したりすると、証拠隠滅とみなされる可能性があり、調査が長引く原因にもなります。また、相続放棄を検討している場合には、遺品を処分したり資産を使用したりすることが「遺産の単純承認」と判断されることがあり、後からトラブルになることがあります。
遺品整理や形見分けを始めるのは、特殊清掃が終わり、相続の方針や関係者の合意が固まってからでも遅くありません。こうした点を踏まえると、「急いで片付けるよりも、まずは現状を保ち、専門家や専門機関と相談しながら進める」ことが、結果として時間と費用を抑えることにつながります。
3. 近隣トラブル・原状回復費用を抑えるためのポイント
孤独死の部屋で安易に窓を開けて換気しようとすると、腐敗臭が廊下や隣室に流れ出し、近隣からの苦情やクレームにつながることがあります。臭いが共有部分や他の部屋にまで広がると、消臭範囲が拡大し、結果的に原状回復費用が大きく膨らんでしまうケースも少なくありません。
当社では、陰圧機や専用の消臭機器を使って臭気を室内に封じ込めながら作業を進めております。初動で「窓を開けない」「換気しない」ことが、費用面のメリットにもつながります。判断基準として重要なのは、「ご遺族だけで解決しようとせず、建物全体への影響も考えたうえで専門家に任せる」という視点です。
よくある質問
Q1. 孤独死の現場を発見したとき、最初にやるべきことは何ですか? 最初に行うべきなのは警察や消防への通報であり、現場には入らず安全な場所で到着を待つことです。
Q2. 発見後、遺族が部屋を片付けても問題ありませんか? 検視や現場検証が終わる前に片付けを行うと、証拠隠滅とみなされるおそれがあるため、片付けは控える必要があります。
Q3. 特殊清掃と遺品整理はどちらを先に行うべきですか? 衛生面の安全を確保するため、特殊清掃を先に行い、その後に遺品整理や形見分けを進めるのが一般的な流れです。
Q4. 孤独死の部屋の窓を開けて換気してもいいですか? 腐敗臭が近隣に広がりトラブルや追加費用の原因になるため、専門業者が入るまでは窓やドアを開けないほうが安全です。
Q5. 自分で消臭スプレーや洗剤を使って掃除しても大丈夫ですか? 一般的な消臭剤や洗剤では体液や臭いの元を除去できず、健康リスクも高いため、自分で清掃するのは避けるべきです。
Q6. 特殊清掃業者にはいつ依頼すれば良いですか? 警察から現場引き渡しの許可が出た段階で、できるだけ早く専門の特殊清掃業者に相談し、見積りと作業日程を決めるのが理想です。
Q7. 相続放棄を考えていますが、遺品に触れても問題ありませんか? 遺品の処分や使用は相続を承認したとみなされる可能性があるため、相続放棄を検討する場合は、弁護士や専門家に相談したうえで慎重に対応すべきです。
Q8. 孤独死現場の消臭や原状回復にはどれくらい時間がかかりますか? 腐敗の程度や部屋の構造によって異なりますが、軽度であれば数時間〜1日、重度で床や壁の交換を伴う場合は数日以上かかることがあります。
Q9. 遺族が現場に立ち会わない状態で特殊清掃を進めてもらうことはできますか? 鍵のお預かりやオンラインでの報告を活用し、立ち会いなしで作業と写真報告のみをお受けいただく形も対応可能です。
まとめ
- 孤独死発見後にご遺族が最優先で行うべきなのは、「通報と連絡」であり、「片付けや清掃」ではありません。
- 特殊清掃が完了するまでは、健康リスクと法的リスクを避けるために、部屋に入らず、遺品にも触れない姿勢が重要です。
- 窓を開けた換気や自己流の消臭は、近隣トラブルや費用増につながる可能性があるため、現場の管理は専門業者に任せるのが最善です。
- 孤独死の現場では、「触らず専門対応」という原則を守ることが、ご遺族の心身と暮らしを守る最も現実的な選択肢です。
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